やはり、遅読なようです。話が本題に入るまでは、さらにスピードが遅くなる模様。「陋巷に在り」は、1月に読み終えたのに、その後読み始めたこの本は、3月いっぱいかかりました。丸2ヶ月です。年明けから通勤生活が始まって、今までみたいに、午後ゆっくり読んだりできなくなったのも大きいですけど、翻訳モノだからなのか、難しい単語やカタカナが多いからか、読むスピードは明らかに遅いです。
内容は、面白いです。SFの名作としてたたえられているだけのことはあるけれど、原文で読んだら、もっと面白いのではないか?と思いました。どうも、翻訳だと、なんというか、主語と述語の配置というか、順番というか、翻訳された方のご苦労は色々とわかるのだけれど、なじめないところもあって、でも、原文でなんてきっと読めない(辞書引きながら、ノートに書きながら訳していかないと、読めなさそう。)ので、やむを得ないわけですが。
出版社による紹介は、こんな感じ。
月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。
小野不由美氏も言っている通り、SFというか、ミステリー。発見したものを分析、仮説を立てる。そして、新たなる発見によって、仮説が覆され・・・という感じで、研究とか実験、技術職系の人は、面白く読み進められるんじゃないでしょうか。NHKのドキュメンタリーを見ているような感じ?SFと言っておきながら、生物系の話もあったり、なかなか楽しいです。
エピローグの前、最後の最後まで面白かったです。エピローグは、ロマンなのかもしれませんが、万事丸く収まるのが好きな私的には、「えー?それは、きちんとそれを探している人につなげてあげようよ〜。」と思いましたので、ちょっと消化不良でした。
現在は続編の「ガニメデの優しい巨人」を読んでいます。今のところ、面白くて、その次の「巨人たちの星」まで読みたくなりそうな感触です。

星を継ぐもの (創元SF文庫)
ジェイムズ・P・ホーガン

